ナマステ再び

ネパール滞在後の日常@主に日本です。

ふらり女子旅(1)山梨編

今年の夏は、ありがたいことに声をかけていただいて、複数人で旅行が続く。(ということで、この夏は一人旅はなしになった。)

今回は、友人と2人の日帰り旅。

中央本線各駅に乗ってから、プランを決める。

憧れの山梨県立美術館からのワイナリーに決定。

まずは、甲府まで。

珍しく徒歩圏にはない県立美術館。バスの時刻が合わなくて、タクシーで。

あの有名なミレーの種をまく人もあるけれど、特設展のテルマエ展も面白そう。

古代ギリシャの公衆浴場。

外壁には、彫刻ずらり、図書館も併設してたりして、文化的な要素もあったらしい。

一方、平たい顔族の公衆浴場。

さて、軒先にぶら下がっている「弓矢」には、どんな意味があるでしょうか。

「弓射る」と「湯に入る」をかけていたとのこと。粋だねぇ。

ギリシャでは、その後、戦争などの影響もあり公衆浴場は廃れてしまったが、日本はこうしてずっと続いているのは、やはり温泉が各地で沸いているからなのか。

楽しい展示だった。

もちろん、ミレーの名作他、私の好きなバルビゾン派の暗い風景画も堪能した(こちらは撮影禁止)。これらが日本で見ることができるのも、古き良き昭和の名残なんだろうなぁ。

昼ごはんに時間を取られ、次の目的地としていた勝沼行の電車を逃してしまったので、近くに見つけたワイナリーへ。酒折ワイナリー。甲府から一駅の酒折駅から850m。でも、山の上。

盆地は暑い、汗をだらだら流しながら、急坂を上る。

急遽見つけたワイナリーで、こじんまりとしているものの、ガイド付きの見学とテイスティングで300円とお安く(見学ラインが動いていなかったのは残念だったけれど)、大満足。

もちろん、これだけでは足りず、飲み較べセット(こちらは別料金)も追加したけど。ちゃんとおつまみ持参のKさん、ありがとう。

大筋決めていれば、行き当たりばったりでも、充分楽しい。美味しく勉強になった旅だった。

美味しかったワインを2本担いで帰って、旅の余韻にも浸れる。

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