終わる4日前に駆け込んだエットレ・ソットサス展。

早い時間に終わる東京の仕事は前期で終わり、そうなると中々東京に出かけるのが億劫になってしまい、ずっと行きたかったのに、終了間際になってしまった。
にもかかわらず、当日券あり。やっぱり平日に行くのが大事。それほどの混雑ではなくじっくり観れた。
工業デザインとか商業デザインとかが結構好きなので、この作家の赤いタイプライターなんて痺れてしまう。

でも、資本主義社会では、コスパ、タイパ、売上とかが重要視されてしまうので、芸術家は自分のやりたいことが実現できないジレンマに陥るんだな。
色合いが抜群で、形も先進的かつすっきりしたデザインは魅力的。でも、あれやこれやの制約を受けて、行き詰った時に訪れたのが、スペインのピレネーだったとは。何かの縁を感じる(いや、何の関連もないけど)。
併せてみることができた瀧口修造展。

不勉強で全然知らなかったけれど、絵や彫刻など美術作品への著述を重ねたのち、自らも手を動かして(勝手に動いたらしい)作品を描いていった方とのこと。
美術展に行くと、併設展が思いがけず楽しかったりすることは多いが、今回も作家の心の動きを想像したりして興味深く、こちらも楽しめた。
芸術の秋だし、億劫がらずに出かけよう。気がつくと終わってしまっている展覧会も多いので。