前回富山に行ったとき、小料理屋のカウンターで知り合った地元の人に、「なんでこの時期、富山?冬でしょ、やっぱり」と言われたのだった。
魚が美味しくなるのは、脂の乗る冬ということらしい。前回9月に行った時も、充分美味しかったのだが、それ以上って?とがぜん興味が沸いた。
氷見と言えば、ブリらしい(それも知らなかった)。
と言うことで、今回は宿の「ブリ会席プラン」なるものにしてみた。
ブリなんて、よく食べているし、そんなにビックリするものじゃないのでは?とたかを括っていたが、違った。もう、脂が乗ってトロトロ。
まずは、前菜のブリ尽くし。はぁ~、どれも美味しいけど、やっぱりお刺身が。
蒸し物。焼いてから蒸してあるので、生臭くない。
ブリしゃぶ。白髪ねぎをたっぷり入れてから、しゃぶしゃぶするなんて知らなかった~。自宅で作って、そんなに美味しいもんじゃないなと思っていたのだが、ごめんなさい。
布団にまでブリ。
そして、日本海だもの、カニもある。初めてセリを見た。
ズワイガニがずらりと。圧巻。セリは何やら唱えて、指や手を挙げて、札つけて。。。とよく分からなかったけれど。セリ落とされたものを、いっぱい茹でて食すというダイナミックな食べ方も魅力的だったが、今回はお寿司だけ。
もう、地元ではしばらく魚を食べたくなくなる感じ。
富山は冬、という意味がよく分かった。富山湾素晴らしい!