友人から、「美味しいネパールレストランがあると聞いたんだけど、ネパールと言えばあなたよね」と誘われたのはずいぶん前。中々平穏な世の中にならず延び延びになっていたが、やっと実現。
中目黒の「ADI」
週末のランチは、要予約のコースのみ。3,850円のネパール料理ってなんだ?ランチだよ?中々強気の設定だけど予約いっぱい。人気のお店みたい。
コースは4品。
まずは、これ。
あのパニプリの皮に、ラッシーのクリームとイクラ添え。JICA事務所から、食べるとお腹を壊すから禁止されていた路上売りのパニプリ。学校帰りの子供たちが買い食いしていたパニプリが、こんなに立派になって。
いや、イクラはネパールにはないし。
ネパール人シェフ曰く、日本の食材とネパールのスパイスを使った創作料理なのだそうだ。最初からぶっ飛ぶ。
2品目。
金目鯛、高知のポンカン(だったかな?柑橘系)のアチャール添え。上にはからすみが振りかけられている。アチャールが辛くて風味良くて、とっても美味しいんだけどネパール料理ではない。
でも、日本はなんでも日本風にアレンジしちゃうんだから、これはこれでアリだ。
3品目。
ダルバート。ご飯は日本のブランド米とバスマティライスをミックス。ソルティでオイリーなあのダルバートではなく、出汁のきいた薄味の上品なダルバート。カレーとダルスープを単体で食べても、混ぜて食べても美味しく、健康的な感じがする。お箸も用意されてるもんね。
4品目は、写真を忘れちゃったけど、チヤ(チャイ)のアイス、カカオパウダー掛け。それに、チヤかレモンチヤのドリンクが選べる。
ネパール料理のガツンとしたパンチのある味を期待すると期待外れだし、ネパール料理初めての人がこれを食べてネパール料理だと思うのも違うと思うけど、ネと和を融合したらこんな感じと楽しんだ。
シェフはチトワン出身だそうだ。奥さんが日本人。なるほど、ネ和融合ね。ドリンクのお店も近所に開くそうだ。
お腹いっぱいになったので、腹ごなしがてら自由が丘まで歩く。
碑文谷公園など通りながら、寒空の中歩くとスパイス効果もあるのか暑いくらいになった。
なかなか、斬新な経験だった。