ここからは、友人と女2人旅。予約してもらった温泉宿にまずは宿泊。
追分温泉。ひなびた感じがとてもいい。小学校の校舎を使っての宿らしい。コロナ対策は厳密に。でも、部屋の前にどこから来たか明記してあるのにはちょっと参った。首都圏から来た、明らかに危ない人だ。
2年前から石巻に住んで働く友人。石巻愛満載で、見せたいところが沢山あって回ってくれた。本当に感謝。
大川小学校をはじめとする残された被災箇所は、実際に見ると言葉を失う。写真も撮ることができなかった。
一方で、新しい生活も始まっている。10年経ったんだもんなぁ。
女川にできたハマテラス。そのまま帰るんだったら、買って帰りたかった魚介類いっぱい。住居は、もっと山側にと決まっているそうだ。
そして、体験も。牡蠣の稚苗器作り。
こんな海で牡蠣の卵を定着する器具だそうで。ホタテとホースを短く切ったのを繋げて作る。
これを海中に沈めて、牡蠣が産卵したらこれにくっつけさせて育てるのだそうだ。詳しくは、ここら辺を参照。単純作業だけど、案外熱中してしまう。
作っていると漁師さんが来て、採れたて牡蠣など牡蠣づくしをポンと置いて、また仕事へと戻って行った。忙しいのに申し訳ない。
そして、美味しすぎる。
食べた分、採苗器を作れたのかどうか。。。でも、貴重な体験ができた。これから、牡蠣を食べるときには、必ずこの装置を思い出す。
漁師さんとも知り合いになるなんて、さすがだわ。
トップ画像は、石巻の海を日和山公園から撮ったもの。ここからだと、きれいな海という感じだが、下に降りると本当に何もない場所が延々と続いている。
締める時間を過ぎたにも関わらず、中を見せてくださった南浜つなぐ館の方、ありがとうございました。