「留学生」というとどんなイメージだろうか?
私の学生時代は、留学生と言えばもっぱら日本から欧米に行く人で、
- やりたいことが明確で、日本では満たされない
- 優秀
- 経済的余裕がある
イメージだったと思う。
今も、日本から諸外国に留学するのは、欧米中心+語学の短期留学でのアジアの英語圏が中心なのではないだろうか。
大学生の就職支援などで若い人と話すと、海外志向の若者もいるが、「海外はちょっと…」という学生が多い。(もっとも、海外どころか就職先は自宅から通えるところという学生が男女合わせてかなりいる。って私自身、就職したらどっか遠くに行こうと思ってたら、自宅から3駅のところに配属されたんだから何も言えないけど。)
一方、現在は諸外国から来る留学生(以下、外国人留学生)が急増している。
外国人留学生の定義は、在留資格一覧表(入管法別表第一、https://www.moj.go.jp/content/000007209.pdf)によると、以下の活動ができる人を指す。
本邦の大学若しくはこれに準ずる機関、専修学校の専門課程、外国において十二年の学校教育を修了した者に対して本邦の大学に入学するための教育を行う機関又は高等専門学校において教育を受ける活動
外国人留学生の数は、こんな具合に急増している。

2008年に「留学生30万人計画」と言うものが計画され、「2020年に30万人の外国人留学生を」という目標が立てられた。留学ビザの条件も緩和された。2020年はコロナ禍で日本に入国することができなかった外国人が多く総数は減少したものの、2019年には目標を達成している。
少子化による大学等への学生不足や労働力不足を補ってもらえるという日本側の事情と、他の国への留学では許してくれないことの多い就学中のアルバイトができる、留学生ビザで入ってそのまま就職できれば現地で就職するよりは好条件で働けるなどの留学生側の事情がマッチしたということだろう。
国別では、表1のようになっている。
国(地域)名 | 留学生数(人) |
中国 | 121,845 |
ベトナム | 62,233 |
ネパール | 24,002 |
韓国 | 15,785 |
台湾 | 7,088 |