昨今の言葉で言えば、リケジョである。理系女子。
好きなことを選んだ結果、理系だっただけで、特別とも異常とも本人は思っていないのだが、珍しいらしい。
何と言ってもびっくりしたのは、大学に入った時。学科で女子1人だったし、学科初だった。工科系単科大学だったので、全学科でも女子率2%以下。
入学直後こそ(女子中高出身だったんで)、カルチャーショックで激やせもしたが、持ち前の図太さと男子学生たちの優しさとで、楽しい学生生活を送り、現在の私はここで作られたと思っている。
そんな大学での学園祭。縁あって、現在母校で仕事をさせていただいており、仕事で行ったわけだけど。
いやいや、女子率高い。まだ、3割は行っていないとのことなので、決して多くはないのだが、私の時代の10倍以上だもんなぁ。普段の授業でも、複数人いるので驚いているけど、全体見ると感慨深い。
#高校のジャージ着てたりするのが、らしくて微笑ましい。
じみ~な郊外の学校で、立て看板もこんな地味だけど、
地元の子供たちに大人気の電気工作教室。女の子たちが、走って入って行ったりするのを見ると、「頑張れ!将来のリケジョ!」と応援したくなる。
そして、女子学生が、ここまで2,500名学んだそうで、
女子会も開かれた。残念ながら、仕事があってわずかの時間しか参加できなかったのだが、若干の先輩方と沢山の後輩たちが参加されていて楽しそうだった。きっと、リケジョならではの、楽しみや悩みが共有できたのでは?
たぶん、大きな枠では性差があって、女性の理系好きは少ないのかもしれない。でも、環境によるところも多いのではと思う。フラットな環境が与えられ、理系興味に触れられるチャンスが増えたなら、もっとリケジョが増えるんじゃないかな。