ネパール滞在時代、近所(と言っても、バスで40分ほど)のところに住んでいた協力隊員のN君の現在の拠点を訪問。
しんじょう
と言っても、我が家のそばの武蔵新城でも、山形県の新庄市でも、なく、岡山県の新庄村。
実は、岡山よりも米子の方が近いと言う、山陽と山陰の境目くらいのところ。
一人では心もとないので、同じくご近所隊員2名と。
神奈川県とネパールにしか住んだことない私には、
ダイコン抜いたり、
最後尾でウェルカムボードを掲げるN君 |
白菜採ったり、
落花生を収穫したり、
熟れた柿を採って食べたり、
この年にして初めての事ばかり。
色々企画ありがとね>N君。
夜は温泉の後、地元の方々と採れたての野菜や、各地から持ち寄った名産で宴会。
積もる話も夜中まで。
ネパールよりも田舎というか、のどかで静かできれいでいいところだった。
紅葉のシーズンでもあったし。しばらく、こんなところでのんびりするのもいいなぁ。。。
土曜日午後晴天なのに、誰もいない広場 |
とは言うものの、地方町村のご多分に漏れず、高齢化、過疎化が進むこの村。
保育園無料、医療費高校生まで無料、と子供への福祉は充実しているけれど、店が2軒、コンビニなし、食堂1軒。買い出しは、バスで片道小1時間(一日4本)か車で。
岡山駅までの所要時間と、岡山から我が家までの時間がほぼ変わらない。
という不便さもさることながら、人間関係が非常に密で、知らない人がほぼいない場所に移住するのは難しいだろうなぁ。そして、ここで生まれた子供たちにも広い世界に出てほしい、とも思うし。
地方創生の難しさを痛感した。