写真は、バンダイのフィギュアのをお借りしました |
話題の映画「シン・ゴジラ」を観てきた。
今更、なのだけど、雨だったということもあるが、封切から2か月近く経ってもほぼ満員、って凄い。
私自身は、全くゴジラには興味がなかったが、相方(若者風に言って見た)が歴代ゴジラファンで、夫婦割を使いたいからと引きずりこまれ、しぶしぶ…。
が、ゴジラは何かの突発的危機の象徴で、この映画は突発的危機に対する危機管理の映画なのだった。そこには、政府とトップエリートと自衛隊と外国からのパワーしかなく、庶民はただ逃げ惑うばかり。う~ん、それでいいのか?
超豪華キャストで、俳優に詳しくない私でも見たことのある顔がそこここに散りばめられているのはびっくり。
そして、なぜか、私の育った街「洋光台」は踏みつぶされ、住んでいる街「武蔵小杉」は、戦いの舞台になるのだ。
あー、日本にとって大事なのは、多摩川の向こうなのね…。
と言うわけで、もう誰もが知っていることなのだろうけれど、この映画は子供向けの怪獣映画なんかでは全くなく、日本でなにか危機的状況に陥ったら、上の方で連絡系統がグルグルしながら何とか立ち向かおうとするが、やっぱり外国の力(特にかの国)を借りなきゃならないのねという映画だった。
なかなか、考えさせられる。