2つ目の都市はジャイプール。プールは城壁に囲まれた町なので、ジャイ王の町という意味だそうだ。ちなみに家の近所のカレー屋さんの名前がジャイプールなので、なんか馴染みがある感じ。
城壁の内側はピンクシティと呼ばれていて、かつては建物の壁はすべてベビーピンクに塗られていたそうだが、今は国のものになって維持のコストの都合上茶色っぽくなっている。ベビーピンクの町、かわいかっただろうな。
4.風の宮殿

マハラージャ(王と言う意味、昔こんな名前のディスコがあったな)にはたくさんの妃と妾がいて、それぞれの女性たちが顔を見せないで町を見物するために作られたものだとか。大体ここら辺のお城とかは、妃と妾のために色々な工夫がされているのに驚く。一夫多妻+妾システムって、女性蔑視のようにも思えるけれど、本当は一般男性にとって危ういシステムだと思う。動物界と同じで。
5.★アンベール城
万里の長城に次ぐ城壁のあるお城。山の上にあるので、バスからジープに乗り換えて行った。ジープから降りてのわずか数百メートルを歩くのに、わさわさ来る物売り。目を合わせない、歩く速度を緩めない、など気を遣う。



中は象に乗っても見学できるみたい。

しっかりメイクした象がかわいい。
後ろの窓はそれぞれ妃や妾にあてがわれている部屋。マハラージャが夜ごとどの部屋を訪れたか分からないような作りになっているそうな。どこに誰が住んでいるか分からなくならないんだろうか。

装飾も美しく、左の鏡はベルギーから取り寄せたもの。飛行機がなくても陸が続いていれば、世界は案外狭いのかも。右は大理石の彫刻。この花は百合のようでもあり、象の鼻のようでもあり、サソリのようでもあり。
6.★ジャンタル・マンタル
やはり、天体観測は大切で、ことに占星術で人生を占うのは今も続いているとのこと。大きな日時計を作りすぎて計算している間に時刻が進んでしまうので小さいものを作り直したらしい。

各星座ごとの観測台もあり、私の星座、しし座も。

7.シティパレス
「この先がシティパレスだよ」と言うガイドのみで中には入れず、写真もなし。