ナマステ再び

ネパール滞在後の日常@主に日本です。

インド旅行2025 – ツアーって

今回の旅行は、日本の大手旅行会社が募集している一般的なツアーだった。振り返ってみて、たった5日間(移動を除くと、観て回れるのは、3日間)でこんなに色々なところを巡るのはツアーじゃなければ無理だったと思う。

ツアー参加は久しぶりだったので、感じたままに。

超過密スケジュール

今回のルートは、インドのゴールデントライアングルと呼ばれている有名どころを巡るルート。デリー、アグラ、ジャイプールは全部で720km、一辺は大体、東京-浜松間くらい。

画像は、HISより。(HISのツアーに参加したのではないけど)

その移動に加えて、観光もするのだから、そもそもが過密だなぁと思っていたが、これにひどい交通渋滞が加わり大変なことに。通常の通勤ラッシュ(デリーは郊外に工場などが広がっていて、みんな車で通勤する)と工事渋滞(道路や電車を建築中)。

以下、日本との時差は3時間半遅れ。記載はインド時間。

1日目、空港着からホテルまでが予定より2時間オーバーで21時過ぎ着。そこからホテルで夕飯。部屋に入ったのが23時過ぎ。

2日目、朝は6時発の電車に乗るために、4:30出発の3:15モーニングコール。夕方、アグラからジャイプールは一番遠くて240km、工事渋滞か途中ピッタリ止まって、夕飯のレストラン着23:30。ここで民族舞踊を見ることになっていたので、演奏・舞踊の方たちをかなり待たせたことに。

頭の上の壺は最後3段まで乗せられた。

食事後ホテルには日付を超えてチェックイン。

3日目、出発は7:30。道中そんなに渋滞はしなかったが、夕食レストランに迷い、夕食21時過ぎ。チェックイン23時過ぎ。

4日目、朝8:15集合がガイドが現れず。30分後、自宅?から遅れて現れて、Uber乗ろうと思ったんだけど…と言い訳。

移動バスの中で寝るとはいえ、凄すぎ!ツアーによく行っている人たちも、こんなのは初めてと驚いていた。

ツアーメンバー

さすがにインドに来るメンバーは旅慣れていて、文句も言わず、時間にも遅れず、素晴らしい。構成はインド大好き一人参加女性、80代70代男性ペア(昔の同僚?)、母娘2組、夫婦4組、姉妹1組、と私たちの19名。友達同士の参加がいないのはやっぱりインドゆえか。それにしてもこのスケジュールで、70代以上の方々もついてきているのが素晴らしい。それぞれ色々なところに旅行してきていて、お勧めを聞いたら、「カンボジアのアンコールワット」を上げた方が何人も。行き先候補、急上昇だな。

ツアーガイド

私のツアーのイメージは、ツアーのしおりには、持ち物リストとそれぞれの訪問先の説明、添乗員は最初から最後まで付き添って、合わせて観光地ごとにガイド(現地に住んでいる日本人)がついて…というもの。でも、今回は安いツアーだったのか、時代なのか、しおりにはスケジュールしか書いていないし、空港で係の人が出席を取って「いってらっしゃい」、現地の空港でインド人のガイドがお出迎えで帰りの空港まで付き添い(でも、ホテルには滞在してないような?)スタイルだった。

ガイドは、医師を目指していたが叶わず、独学で日本語を勉強しツアーガイドになったとか。巻き舌ではあるけれど、流ちょうな日本語で行き先をガイドするだけでなく、メンバーの要望をかなえてくれる優秀なガイドだった。ダジャレも上手だったし。

世界遺産を観ても、歴史的な背景や価値を説明してもらわなければ分からない。バスの前の方に座ったこともあり、しっかり説明を聞けてよかった。

食事

ほぼインド料理だが、パキスタン料理とか中華料理とかも含む。これも日本人向けだったのか(どのレストランもスタッフの人たち日本語であいさつくらいはできたし)、それほど辛くも無く、日本で食べるよりもあっさりとしていて食べやすかった。日本料理はなかったが、食べたいとは思わなかった。噂どおり、巨大なナンには出会わなかった。

お腹のために、生野菜とフルーツは我慢。フルーツ美味しそうだったなぁ。ビール、ワインなどは高かった。

お土産

ツアーにはセットで漏れなくお土産屋さんが付いてくるのはお約束。1日目大理石屋(タージマハルの原料)、2日目インド更紗と絨毯屋、3日目雑貨屋と紅茶屋。

面白そうなものがあったら…と消極的に見ていたけど、結局結構買ってしまった。これも楽しみの一つ。

左上から、マサラ紅茶、インド更紗のベッドカバー、大理石のカメ(トップ画像、かわいい!)、孫向けのリキシャのおもちゃ、そして、オーダーしたブラウス2着。2着でディスカウントというのにぐらっと。なんと、ブラウスは生地を選んで採寸して、たった1時間で完成してお昼を食べていたレストランに届いた。柄物、着こなせるかなぁ。(ほんとは、ネパール音楽演奏のステージ衣装を探していたんだけど、それには出会えず)

物価は本当は安いのかもしれないけれど、これらの土産屋はそんなに安くない。そして、「円で売り付けて負ける」と言うのに注意!そもそもレートをとても高くしているので、負けてもルピーの元値より高くなることもある。

と、ツアーは本当に無駄なく充実したプログラムに作られている。今回は、ちょっとの自由時間もなかった。ちょっとは、ふらっと街歩きやスーパー巡りをしたかったけど、歩いていると物売りや物乞いに取り囲まれてしまうから、難しかったんだろう。

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