阿蘇を満喫して、天草へ。
世の中は、ここからGW。たかを括っていたが、やっぱりGW。天草に至る道は大渋滞。5つある橋は1本道だし(2本あるところも)、その手前に潮干狩りスポットはあるし、じっと我慢の道のり。
で、やっと天草に上陸。
山も海もあるって、いいね@熊本。
上陸するのに時間がかかってしまったので、崎津教会、崎津資料館と大江教会のみしか行けなかった。
色が変わっているのは、黒い部分を作ったらお金がなくなり、そのあとに白い部分を継ぎ足したためとか。いつの時代も、教会の建物を維持するのは大変なのね。
迫害をされてもなお、なぜ信仰をし続けることができたんだろうというのが不思議で、「みんな彗星を見ていた 私的キリスタン探訪記」(星野博美著)を行く前に読んだのだが、究極の信仰の形が「殉教」であり、信仰を貫きながら殺されることでイエスキリストに近づくと考えられた、とあってちょっと納得できた。しかし、そこまでの意思の強さには感服する。(だって、火あぶりの刑も改宗させるために弱火で行ったとか。ありえない。)
通り道で、一目ぼれしたトートバッグ。
平和すぎる、夕暮れと朝。
4日目は、天草四郎ミュージアムから。16歳で民衆を率いて幕府と戦い、最終的には全滅の悲劇にあった天草四郎。平和な風景の裏には、人も文化もいったんは絶滅してしまった歴史があったのだと複雑な気持ちに。
最後は、熊本城。
震災後、天守閣は復興しているが、完全復旧は2052年の見込みとのこと。まだまだ建物や門、城壁などは生々しく傷跡が残っていた。
歴史や自然災害など、悲惨なことも多い熊本だが、学ぶことも多く充実した旅だった。
最後に、ラーメンを食べて、
今回の旅は終わり。
どこにもいるくまもん。(でも着ぐるみには出会わなかったな。)
(番外編につづく)