天気が良くなってきたので、展望できなかったところのリベンジ。
熊本1県にして余裕のある旅程にしたのは正解だった。
朝のうちは、まだ雲も多かったけれど、「大」観峰できた。外輪山と、内輪山の様子がはっきりと。カルデラは平地なので、人が結構住んでいる。
今回の鉄分は、こちら立野駅から。(レンタカーで巡ったので、乗ったのはこの路線のみ)
震災の影響で全線復旧したのは、2023年夏の南阿蘇鉄道。土日休日に2往復しか走らないトロッコ列車をしっかり1か月前にネットで座席をキープ。(この日は平日だったが、GW期間と言うことで走っていた、ラッキー)
クラシカルな姿。
車窓からの景色。左上から時計回りで、ダム(発電用のダムではなく水量調節用)、渓谷(震災で崩落した阿蘇大橋が遠くに)、トンネル内の車内の様子、カルデラの平原と外輪山。
たくさんの水源も。そう言えば、TSMCが熊本を選んだのも、きれいな水が大きな理由だった。
ワンピースを描いている尾田栄一郎さんは、熊本出身と言うことで、たくさんのコラボが。ワンピースを読んでないのが悔やまれる。
車を置いたところに戻る必要があったので、帰りはトロッコじゃない普通の南阿蘇鉄道に。
こちらもシュッとしたデザイン。ロングシートからの車窓もいい。
もう一か所リベンジを、と思い、火口へ。この日は火口まで行くことができた。火口までは車で行けるが、駐車場が限られているため、初めて渋滞に遭遇する。GWに入ったら大変な渋滞だろう。
地球は生きている。シェルターがそこここにあるのが生々しく恐ろしかった。(4月までは噴火活動が活発で、火口は閉鎖されていたらしい。)
振り返ってみると、割と火山好きかも。地震研究所に勤務していたこともあるし、アイスランドやニュージーランドなどわざわざ海外の火山にも行っているから。
阿蘇の牧場のアイスとくまもんと阿蘇。火口とは裏腹に、穏やかにのんびりできた。
(つづく)