ネパールに赴任したJICAボランティアのOV会のイベントが今回は宇都宮で。
宇都宮は通り過ぎるばかりで降りることはなかったけれど、新幹線に乗れば自宅から2時間以内で行ける。
そして、駅前のきれいなこと!整備されたのはかなり最近とのことだけれど、県庁所在地はどこも駅の周辺はきれいだなぁ
今回の会場は、駅から徒歩2分くらいのライトキューブ宇都宮。ここで、総会とセミナーを。
栃木県にも多くのネパール人が住んでいるとのことで、いかに共生していくかを考えるセミナー。
宇都宮大学の大学院留学から日本で働いているネパール人と、日本で仕事をしているお父さんの家族滞在から自分で仕事をしているネパール人と、その彼と結婚するために日本に来たネパール人のパネルトーク。
3者3様に日本の社会にかかわり、日本で驚いたこと、いいこと、改善した方がいいと思うことを話してくれた。
難しいなと思ったのは、日本社会での人の温かさについて。困った人がいたら手を差し伸べるのではなくて、役割の人を呼ぶ(例えば、警察とか駅員とか)のって、不思議に感じているらしい。
確かに、周りの人がサポートすれば解決できることもしない傾向にはあると思うけれど、安全面を優先してしまうんだよね、今の世の中は。そして、何十年か前は人々が助けていたんだと思う。それは、進化なのか、退化なのか。
実際に事故や事件が起こっている以上、助け合うことは簡単ではなくなっているなぁ。
とモヤモヤしつつ、打ち上げは、もちろんネパールレストラン。
久しぶりのダルバートは美味しかった。ネパール人がたくさんいるところに美味しいダルバートあり。
餃子屋さんの長蛇の列を横目で見ながら、「それも食べたいよなぁ。今度は餃子食べに来よう」と思ったのだった。冷凍餃子をお土産にしたけれども。