女子旅第2弾は、ツアーで会津へ一泊二日の旅。
メンバーは、子供保育園時代のママ友2人と。家族ぐるみでよく遊んでいるし、親同士でも遊んでいるが、母親だけというのは初めて。顔引きつらせて、仕事と保育園を往復していたのは今は昔、定年の年を迎えて徐々に余裕が出てきたということだな。
今回は珍しくツアーを選択。
新幹線、バス、ローカル線を駆使して、まあ効率の良いこと。そして、宿でゆったり時間を取って自由散策もできるというのがいい。まあ、押し付けのお土産屋さんに寄ったりはするんだけど。
東京駅集合。びゅんと東北新幹線で新白河へ。
1.塔のへつり
自然に削れてできた奇岩が有名とか。へつる、へつり、と言うのは、断崖絶壁ぎりぎりのことらしい。
2.大内宿
かやぶき屋根の集落。見晴らし台から見る風景は時代劇さながら。
名物は、ねぎで食べるそばとのことで、チャレンジ。
ねぎで食べるというから、細いねぎ2本で箸のように食べるのかと思ったら、太いの1本来た。薬味としてかじりながらと言うけど、食べにくいし、辛いし。1回で十分かな。
3.飯盛山
かの白虎隊が、自分たちのお城が燃えていると勘違いして自害したという悲劇の山。悲惨で写真を撮る気にならなかったが、そのお城、鶴ヶ城から撮ったのがこちら。当時は、通信手段もないし、望遠鏡もないし、不利な状況という意識下で若い子たちの正義感が悲劇を生んだのね。
その敷地内にあった不思議な建物が、さざえ堂。さざえのようにらせんを描いて、上り下り別々のスロープをたどると33人の観音様が拝めるという仕組み。
たくさんの参拝者がすれ違うことなくお参りするために作られたのだそうだが、木造でよくできてるし、かっこいい。
4.裏磐梯五色沼
宿からの徒歩圏に毘沙門沼が。
奥には、磐梯山。うららかな景色だが、クマが出るとのことで、なかなか落ち着いて散策できなかった。
5.鶴ヶ城
戊辰戦争では破損したものの、全壊したのは大地震が原因とか。明治時代に残された写真をもとに復元。無料のガイドさんの丁寧な説明で地震で崩れなかった石垣の積み方などに詳しくなった。昔はめんどくさがって避けていたガイドさん、やっぱり説明を聞くとよく分かって興味も深まるから大切だと思う。
茶室(千利休の息子をかくまったとか)で一服。美味しかった。
6.只見線
これがあったから、このツアーを選んだといっても過言ではない只見線。もうすぐ全線復旧して一周年とか。5駅のみ乗車。2両編成に、2つのツアー客が乗り込んだので、急遽ワンマン運転なのに全部のドアを開け閉めしてくれることに。
やっぱり、端から端まで乗りたいなぁ。次は、磐越西線と合わせて一周しよう。
おまけ
この地ビールは、なんという名前でしょうか?簡単だね。夜な夜な盛り上がる話のお供。話題は、もはや子供ではなく親と自分たちの健康へ。
参加者がちゃんとルールも時間も守り、コースも最適化されていて、かつ、詰め込みすぎてもいないツアーもたまにはいいなと思う。うまく使い分けて旅したい。