久々の飛行機。
サーランギーを持って。
機内に持ち込むつもりでいたら、満席なのでなるべく手荷物少なくね、というメールが来たので、壊れ物として預けてみた。
こんな感じに大きな箱に入って。到着後に「楽器をお預けのお客様~」と大声で呼ばれるのが恥ずかしい。音楽家みたいではないか。ならば、これは演奏旅行か。素敵すぎる。
でも、まあ、あながち嘘でもなく、目的の一つが楽器演奏。
実際は、協力隊ネパール会というJICAボランティアでネパールに派遣されたボランティアのOB/OGの団体の総会&セミナー&音楽プログラム&写真展のお手伝い。
会場は、福岡市赤煉瓦文化館。
突然現れる素敵な洋館。旧日本生命保険株式会社九州支店だとか。中も誰でも入れて趣がある。
セミナーは、「地方都市に居住するネパール人のリアリティ」というテーマ。在福岡のネパール人2名と、多くの留学生に関わるボランティアOBからの、在日ネパール人の実際と課題についての報告。福岡は40校以上の日本語学校があり、コロナで停止していた留学生が今年4月から再開しすでに半年で4,500名来ているとか。地方都市の方が増加率は首都圏よりも高いのだそうだ。実際に暮らしているネパール人の話が聴けるのは貴重な機会だった。
続いて音楽プログラム。ゲストにネパール人の音楽する人が来るとは聞いていたが、いつものとおり、ぶっつけ本番。引きつりながらの演奏だけど、今回はハルモニウム奏者が来てくれた。
卓上アコーディオンのような楽器で、ネパールで欲しかったけれども大きすぎで諦めた楽器。初めて触れた。
ネパールだけじゃなく南アジアでは使われている楽器らしい。
音楽は人を繋ぐ、と、またまた実感。楽しかった。
夜は、せっかくの福岡なのに、ネパール料理。でも、ネパール人お勧めのお店は、ネパールの味がした。とても美味しかったので、お店のリンクを載せておこう。チャウタリ レストラン (ナンとカレーじゃないネパール料理が食べられる)
次の日は写真展。
ちょこっとだけ店番して、さてどこ行こう。とっても天気がよかったので、クルーズだ!と思いつき、30分クルーズへ。
奥の船のような屋根のある高級なのではなく、屋根なし。陽ざしギラギラだったのは大変だったが、ガイド兼弾き語り(とてもいい声だった)付きで気持ちよかった。
博多湾まで出て帰ってくる。
さっきまでいた赤煉瓦文化館を一生懸命撮っていたら、なんと一緒にいた二人が偶然写っていた!(私は、全く気付かず。二人は、私に気づいていたらしい。。。)
そんなこんなで、ちょっと観光もできたし、多くの人と知り合えたし、ハルモニウムも触れて充実の福岡だった。
【反省点】
- 配信する際には、モバイルWifiの一日あたりの容量チェック(音楽プログラムあたりから不安定に)
- 福岡行きの飛行機は、本州の中心の上を飛ぶ(いつも?)。富士山が見たかったら南側に座る必要あり
- 宿泊場所は西通りを避ける(たぶん、若者が遊ぶ場所。ハロウィンもあって大賑わい)
- コンタクトレンズのスペアを持っていく(流してしまい、2日目は眼鏡生活)
【良かった点】
- ホテルから空港までスーツケースを500円で送ってくれるサービス(CargoPass)はとても便利。
- 楽器を運ぶときは、箱に入れてもらうと安心。(取り出すときの人の目は恥ずかしいけど)