授業は夏休みだし、就職支援はオンライン。
「県境を越えてはいけない」「不要不急の外出は避けて」を守って、徒歩圏内または車移動で家族以外とはほぼ会わない生活を1か月。
確かに、感染予防のためには大切なことなんだけど、閉塞感があるし考え方が狭くなっていく気持ちがする。
そんな中、子供のPTA仲間(12年くらい前一緒に)が、集めたデミタスカップの展覧会をすると。
コーヒーは、マグカップでガブガブ飲むタイプ、デミタスで飲むなど優雅な時間は全く縁がないが、世の中には2,200個もデミタスカップをコレクションして、その中からセレクトして美術館で展示会をする人がいるんだ、というので興味がムクムク。
もう一人のPTA仲間と一緒に出掛けてきた。
本人も忙しい中来てくれて、情緒も知識も何もない不躾な質問に嫌な顔せず答えてくれた。一つ一つは、高さ5cmくらい(もっと小さいものも)だけど、時代の変遷や流行や(アジア的なものが多かったのは、出展者の嗜好なのかな)、制作の裏にある作者の意向なんかを想像すると楽しい。
撮影は基本禁止で、こちらのみOKということで。
一番上のが、最初のデミタスだそうで。そこから現在まで続く物語にもきっと色々あるんだろうな。そして、すべてのコレクションでコーヒーを飲んでるとか。(二番目のガラスのものも、ドリップのコーヒーはそれほど高温ではないので、飲めるらしい)
実際、物を見て、人と会って話をし、世界を広げることで晴れやかな気分になった。
展覧会の詳細は、「デミタスカップの愉しみ」から。
直接見るのにはかなわないけれど、「demitasse.art」からも、コレクションや展覧会の様子が伝わります。
異世界を見た感じ。