とにかくちょっとでも体力があるうちにと、昨年も計画したけど実現できなくて、やっと夢がかなった。
とにかく、頂上まで安全に行くために、
- ツアーにする
- 暗い時間には歩かない
- つまり、頂上でのご来光にはこだわらない
- 混雑しない
コース
富士山を登るコースはいくつかあり、一番ポピュラーなのは、富士吉田口から登るコース。アクセスや設備がよいとのことだが、非常に混雑するし、方角的にご来光を見るためには夜中登って頂上まで行かないといけない。
ということで、今回はプリンスルートから登り、途中山小屋からご来光を見て、山頂に行くコースを選んだ。
御殿場市観光協会のサイトより引用 |
スタート地点は、2400m。ここまでバスで、40分ほど休憩して、高所順応。
どの程度の混雑度かというと、これくらい。ずらっと並んでいるのは一緒のツアーメンバーのみ。
一日目は、七合五勺(3,090m)の砂走館まで。
この時点で、高山病などのトラブルは少なくない。暗くなるまで、山小屋にはヘルプ呼び出しが何度も。大変だ。
この宿からだと夕日は見えないが、影富士が。
初めての日本での山小屋宿泊。まあ、雑魚寝、だけど、うわさに聞くほど酷くはなかった。敷き布団3枚に4人程度。掛け布団は一人1枚。枕なし。空気で膨らます枕持って行けばよかった。
睡眠時間はたっぷりあったけど、あまり眠れず。興奮と不安と酸素不足と環境のせいか。
ご来光を見るため、4時半起き。
ちなみに頂上でご来光を見る人たちは午前1時半に出ていった。無理だわ、絶対。
宿からだって、こんなにきれいに見えるのだ。
でも、寝不足と酸素不足のせいか、頭痛い。無理やり朝ごはんを流し込む。ちと不安。
山小屋のご飯は、夜カレーライス、朝ごはんと目玉焼きとみそ汁。なかなかのもの。
待ってろ頂上。
山小屋からの頂上 |
こうやって見ると、結構近いようだが、中々遠い、頂上。
大小の溶岩の地面は歩きにくい。
なんとか、かんとか、頂上到着。
ペースが遅かったためか、頭は痛かったが息苦しくはなく、ネパールで鍛えたおかげかと思う(もう、効果はないかな。)
最高峰の剣が峰からのお鉢巡り1周。
最高の天気で、パノラマ眺望。
最高峰での、どや顔 |
360度見渡せて、まるで飛行機からの景色のよう。他の山々を見下ろす感じがすごい。
南アルプス、北アルプス、更には新潟まで? |
下りは、高低差2,300m。
途中、宿に戻って昼食(なので、頂上へ最小限の荷物だけで登れるのも利点。)で中断するが、ただただ降りていく。
大砂走りと呼ばれるルート。砂地を半ば滑り降りていく。ちょっとスキー気分で楽しい。(完全後ろ体重だけど)
靴の中に砂がどんどん入ってくるので、スパッツ必須。
ツアーの利点
長くなったけど、ツアーの利点を書いておく。
今回のツアーは23名。富士山のリピーター率多し。1人参加多く、年齢は幅広い。
男性の1人参加者は皆70代なのに、びっくり。
山初心者はいない模様。富士山ツアーの中でも<中級B>とついていたのでやや難しめかも。でも、かなりゆっくりのペースで(特に登り、息がキレない程度)、所々に休憩を取ってくれたので、よかった。高山病にならないペースというのがわからない素人には、これ大事。
また、ガイドと添乗員と2名が付き添いだったので、トラブルが起こっても1人が対応、1人が進むという形でペースが保てたのがよかった。
富士山30数回登っているカメラマンとか、色々な山の情報を教えてくれる山ガールたちとかツアーメンバーとの交流も楽しかった。
天候とか体調とかが揃わなくて、何度もリベンジしている人もいて、一回で全部そろってしまうなんて、なんとラッキーな!
なので、1度でいいなと今は思うけど、また登りたくなるかな?
帰ってくれば、疲れも吹き飛び、ただただ楽しかった~!!!!
達成感、100%!
りょう 2018-08-19
登頂おめでとう!なんで、タイトルが110m高くなってるの??
nozomi 2018-09-20 — 投稿者
ごめん、コメント気づかずに。
タイトル、すぐに修正したんだけど、その前に見てくれたんだね。
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