メインは、トンガリロアルパインクロッシング。
まずは、その話から。
このトレッキング(ニュージーランドだとトランピングというらしい)、中々ハードだと聞いて一番近くの宿を予約。
なんと、シャトーだよ。
ここでは、お弁当も用意してくれる。
ホテルに着いてから、次の日バスが出るようなら予約、でOK。
実際、バスが出るかどうかは当日6:30に決まるのだが。
さて、前日は荒天のためバスは出ず、天気予報もあまりよろしくない。
ホテルの受付のお姉さんは、「オフシーズンだからね~、行っても何も見えないと思うわよ」なんてすげないことを言う。
朝、6:30フロントに行くと、「決行!」やった~!!
お弁当の中身は、
サンドイッチ2種(といっても、食パン2枚*2、中身は4つから選べる)
水(750ml*2⇒ないと思って購入済み…)
果物2種(オレンジ、りんご、バナナから選ぶ)
レスキューセット(ドライフルーツとナッツ、飴5個、ばんそうこう)
中々ゴージャス。しかし持って歩くの大変。
また、周りには何も買えるところがないとの情報から、水や非常食はすでに買ってしまってちょっと泣く。
7:00にホテルにてピックアップ。
乗客は欧米人の20代ばかり。かなり不安に。
7:30、スタート。
クロッシングなので、ゴール地点でまたバスがピックアップ。
「15:00と16:30にバスは出るから、それまでについてね。
途中、すごくハードなところがあるから気をつけて、膝が壊れるわよ。」
とバスの運転手のお姉さんからの注意事項。渡り切れるのか。
スタートするや否や、あっという間に置いていかれる私たち。
大丈夫か?
この先、ハードになるからね。引き返すなら今、という看板。
急な斜面には階段があったり、かなり整備されたコースで、1時間半くらいごとにトイレもある(トイレットペーパーはないので持参する必要あり)
天気にも恵まれ、最後の急坂(ちょっとだけ鎖場もある)を登ると、
こんな赤い溶岩むき出しの火口が出迎えてくれる。
地球の裂け目だ。
眼下に広がるエメラルドレイク。前のレッドクレーターから、このエメラルドレイクまでの下りが急で砂地でなかなか怖い。
後はだらだら下りが続く。
こんな景色を見ながら、途中でお弁当食べながら…。
と思ったら、雨が降り出し、どんどん強くなり、土砂降りに。
15:00のバスに間に合わせるぞ、という連れ合いの言葉にひきつりながら、水たまりを避けながら、長い長い道のりをひたすら歩く。
お天気が良ければ、楽しい道も、ただただ長かった。
計7時間ちょっと。3万2千歩。
迎えのバスに乗って、スマホをレインウェアのポケットから取り出すと…。
電源が入らない!
旅行3日目にして、スマホ昇天。
せっかく買ったニュージーランドSIMも使えず。
旅行中にスマホが使えないのは、悲しかった。
というオチ付きの素敵なトランピングだった。
りょう 2018-05-06
うわー、不思議な景色ねー!すごいじゃない!若い人ばかりのなかで、膝もこわれず、早いバスに間に合ったなんて!これでもう、どこでもいかれるねっ!
admin 2018-05-07 — 投稿者
やっぱり、景色は重要な要素だね、トレッキング。辛いばかりなのは嫌じゃ。