ネパール音楽の友達が、絶賛お勧めの映画、ソング・オブ・ラホール。
なんせマイナーなので、上映館も少なく、上演期間も短く、なかなか観るチャンスがなかった。
もう終わりかな~と思ったら、逗子の海の傍のシアターで上映との情報。時間見つけて行って見た。
地元の人も知らなそうな「シネマアミーゴ」。
入口はこんな感じ。
そして、中は…。
不揃いの古ぼけた椅子と机、と、スクリーン。本日の観客は私を含めて2名。ほぼ貸し切りだな。
映画の内容は、イスラム教が国教になり、音楽活動が禁止されるパキスタンのラホールという街での伝統音楽家たち。国を超えてパキスタンの音楽をアピールするために、ジャズを選びYouTubeに投稿。そして、ニューヨークでのジャズプレイヤーの目に留まり、セッション!というドキュメンタリー。
タブラー(上記予告編の太鼓)とバンスリ(篠笛)のスーパーテクニックが最高!
そして、どや顔のパキスタン人の表情も。
雰囲気あるシアターと相まって楽しいひと時だった。
世界を股にかけて仕事をしているネパールのボランティアの同僚Fさんが、「音楽のなっていない街は本当に荒んでいるんだよ」と話していたのを思い出した。
どこでも、音楽が楽しめる世界になるといいのにと心から思う。
そして、音楽映画を中心に魅力的なラインナップのこの映画館、また行きたいな。