久々に映画館に行って、映画を見てきた。
気になっていた映画、「風に立つライオン」。
気になっていた映画、「風に立つライオン」。
この手の映画は、以前なら敬遠していたはず。
だって、曲も原作も、さだまさし。真っ直ぐすぎて、ちと苦手。
年を取ってきたのかなぁ、そんな真っ直ぐなものを真っ直ぐに観てみる気に。
予想通り真っ直ぐだった。気恥ずかしくなるくらい。
でも、泣かせてやろう的なあざとさがなかったので、却って泣けた。
そうだよ、私小学生の時はシュバイツァーに憧れて医者になりたかったんじゃん。
中学生になり、すんごく勉強しないとなれないことを知り、あっけなく諦めた過去を思い出す。
大して努力もせずに、できる範囲の中で選択して年取っちゃったんだなぁ。
だから、いまだにジタバタしてるんだ、過去は取り返せないから。
何のひねりも、どんでん返しもないけれど、いい映画だった。