ポーランドが舞台の映画。
2か月前に映画を観た際、予告編で気になった。ホロコーストを生き抜いてニューヨークに住む父と娘が、祖国を旅する話とのことで、暗く悲しいストーリーかと覚悟していたのだが。
お互いの気持ちが食い違う様はちょっとコミカルだったし、当時の映像はないし、それでも当時の想いは伝わり、そして現在の満ち足りていないポーランドの様子が表されていて、考えさせられるが暗くならないように配慮された映画だった。
こういうのを上質の映画って言うのかな。
ホロコーストほどではないにしろ、自分の親も戦中を生きてきているがその当時の話を詳しくは話さない。ただ、戦争は絶対にいけないと言うのみ。こちらも、話したくないだろうと詳しくは聴かないし、それでいいと思っている。
この娘のように、父母のルーツを全く知らず、父母の祖国の言葉も分からず、違う国に生きてきて、父の心の底にある思いが自分との距離を作っていると思ったら、こんな風にルーツ探しの旅をしてみたくなるだろうか。
監督がドイツ人と言うのも深い。
ポーランドも行ってみたいなぁ。