ナマステ再び

ネパール滞在後の日常@主に日本です。

銀座は太っ腹?

ほぼ用がない街だけれど、たまには銀座へ。

最近ネットの広告は展覧会だらけ。

その中から、CHANEL NEXUS HALL での 「DRESSING UP: PUSHPAMALA N」展と、ギンザ・グラフィック・ギャラリーでの、アイデンティティシステム展をはしご。

どちらも無料の展覧会。さすが、銀座は太っ腹である。

DRESSING UP: PUSHPARALA N

シャネルなんて買ったことはおろか、お店に入ったこともない。なんなら、Nが一個なんて初めて知った(2個ならチャンネルだわ)、というくらい馴染みのないブランドで、どこからホールに入るのかウロウロしてたら、黒服の方がちゃんと案内してくださるのだった。(なので、入口の写真はビビッて撮れなかった)

インドのプシュパマラ女史は、多様な分野で活躍するアーティストとのことだけれど、この展覧会では自分で演出して被写体となり、カメラマンに撮らせた写真を展示している。プシュパマラさんの全体像が見えていないので、なぜこのホールで取り上げられているのかは分からず。

ただ、立派な作品図録を無料で配っていたり

エレベータのボタンがシャネルだったり

するのに驚いているに終わった。

アイデンティティシステム

 3月に行った東京庭園美術館の「Back to Modern Graphic Design from West Germany」が面白かったので、ドイツのポスターを求めて、ギンザ・グラフィック・ギャラリーへ。副題は、「1945年以降西ドイツのリブランディング」。

第2次世界大戦以降の西ドイツをどう立て直したかをグラフィックの視点からということだろうか。円とか線とか数式で表せる図形を使って文字やシンボルをすっきりと表現しているのと、色合いが寒色系なのが、私は気に入っている。

銀座の裏路地にさりげなくのぼりとポスター。すっきりとしていてかっこいい。それほど広い空間ではないけれど、下書きなども含め展示されていて、ゆっくり観ることができてよかった。

帰りにGINZA SIXでヤノベケンジの猫を観る。

銀座は、密かにもっと色々な展覧会をしていそう。発掘するのも楽しそうだ。

次へ 投稿

返信する

© 2025 ナマステ再び

テーマの著者 Anders Norén