毎年のことだけど、連休後はレポートの採点や授業準備で自転車操業。プラス、今年は50肩で週一リハビリに通うのが加わって余裕なし。
この50肩(しつこいけど、いくつになっても50肩)、なかなか鍼とか怪しい整体(水素とか、水とか。。。)とかでも全然治らなかったので、前回の右肩の時注射で治ったこともあり、1月下旬にブスッとやってみたものの効果なし。で、地味に整形外科のリハビリに通って電気だの超音波だのをあててみたが思わしくなく、また診察を受けてみた(3か月に1度くらいしか診てもらえない&注射は3か月くらい間を空けないと打てない)。
そしたら、関節ががちがちに固まっているから、注射をしても意味がない、局所麻酔をして関節を強引にはがしてからじゃないと効果がないと。「何時間かは全く腕が動かなくなるけど、大丈夫?」と聞かれて、とにかく治りたいからYesと答えたら。麻酔後、本当に動かなくなって、腕って重いんだと感心したり、思ったところに手がないのが不気味だったり。そして、医師がメリメリと(本当に音がする)力技ではがしたあと、痛み止めをブスリ。腕を吊って(これも初めての経験)帰り、一晩経ったらあら不思議、ほぼ痛みがなくなった。医学的には「サイレントマニピュレーション」と呼ぶ治療法らしい。
振り返ると、前回はスキーでぶつけられて転倒し、無理やり関節がはがれたところで(大激痛だった)注射を打ったから効いたんだな。
放っておいても治るのかもしれないし、身体的には良いのかは分からないけど、短気な私はこの治療法がいいような気がする。
80代になっても繰り返すと脅かされているので、覚えておこう。
と言うわけで、リハビリ通いからも解放されたので、ちょっと時間が出来て久々の美術館は、国立新美術館。初めて行ったけど建物自体はそんな好みじゃない。

「Design Museum Japan」と「リビング・モダニティ 住まいの実験」へ。
前者は、デザイナーという職業の人が関わっていないにもかかわらず日常の中で生まれているデザイン(ネオンサインとか大漁旗とか)に注目しているのが面白かった。

後者は、その土地に合わせた建築家のアイディアが興味深かったし、環境工学って学問も面白そうだなという気づきも得た。
身体の調子も良くなってきたし、仕事帰りの寄り道にも励もう。