教会ってお祈りしていればいいというわけではなく、運営も必要なわけで、それをつかさどるのが教会委員。去年まで3年間担当していたが、今年解放。少なくともあと2年はお休みできる。
ならば、と、思いついたのが、自分の教会だけではなく、色々な教会を巡ってみること。
今の教会は小学校の5年ころから行っていて、行かなかった時期も結構あったのだが、物心ついてから他の教会にあまり行ったことがなかった。
去年夏ドイツのケルン大聖堂で礼拝に出て、色んな教会で礼拝に出てみるのも楽しいんじゃないかと。また、教会の建物って似ているようで個性があって興味深いし。
今回の思いつきからの第一弾は、スキーで泊まった諏訪からほど近い岡谷聖バルナバ教会。
街中にポツンと雰囲気のある建物。
とても温かく迎えられて日曜日の礼拝に参加させていただいた。
岡谷と言えば、養蚕。製糸工場の女工さんのために建てられた教会とか。その頃からの建物だそうで、礼拝堂は畳敷き、今はその上に椅子が置かれている。

外は氷点下。3台ある石油ストーブにかけられたやかんがチンチン鳴る音とともに進行する礼拝。趣がある。
聖台(正面の十字架の前の台)と、洗礼盤が石造りなのは「不動」を表すとか。

決して大きな教会ではないが、みんなで教会を守っている感じ。多々勉強になるところがあった。
帰り道、八ヶ岳連峰がきれいに。

雪は少ないが、キンとした空気が気持ちよかった。