ナマステ再び

ネパール滞在後の日常@主に日本です。

金沢・加賀ひとり旅(見学編)

美術館・博物館は、断然一人がいい。自分の好きなところに好きなだけいられるから。

ということで、一人、金沢へ向かう。一泊二日、見学中心旅行。

いつもの富山を越えて~。

金沢駅。小雨。この時期の金沢の雨は織り込み済み。

雪はなし。地下のストリートピアノの音響が良くて、駅前まで鳴り響いている。

石川県立図書館

何が凄いって、入ったらすぐ分かる。

すり鉢状に広がる蔵書。書棚が低く取り出しやすい。棚の上には各国語のメッセージが。

ネパール語もあった。「学びたいという好奇心」という意味だそうだ(by Google翻訳)。

館内の写真は自由。おしゃべりもOK。静かに過ごしたい人は専用の場所に行けばいいらしい。近所の駅ビル図書館も便利でいいけど、こんな図書館が近くにあったなら毎日通っちゃう。

金沢21世紀美術館

全景は撮りにくいので、バスの車窓から。

21世紀と言うだけあって、現代アート(難解なやつね)。有名なスイミングプールも、平日は難なく予約出来た。瞬間晴れて外からも見ることができたのはラッキー。上からはプールのように見えるけれど。。。

中は、空洞になっているという作品。

兼六園

少し外も歩きたくなって、兼六園。ここは、高校の修学旅行以来か。金沢の天気って、目まぐるしく変わる。土砂降りかと思うと、晴れたり。

ということで、虹も出る。

国立工芸館

明治期の旧陸軍施設を活用した建物とのこと。

反復と偶然展。芸術の世界では、反復もよく用いられるが、偶然(あるいは偶然を模したもの)から生まれる煌めきもあるよね、という展示が面白かった。コンピュータシステムを作っていた時は、偶然に何かが起こってはいけない世界で生きていたので、偶然が尊ばれる世界に憧れる。

ここのトイレが美しくて誰もいなかったので思わず写真を。

写真はないけれど、いしかわ生活工芸ミュージアムにも寄った。こちらは、石川県に密着した工芸品や作り方が展示されていて、親しみやすい感じ。

石川県立歴史博物館

国立工芸館の隣にあったので、歴史はほとんど知らないのだが寄ってみた。歩き疲れたところで、シアターで分かりやすくアニメで歴史を教えてもらえて、入ってよかった。

鈴木大拙館

仏教哲学者の鈴木大拙さんは知らなかったのだが、建物の写真を見ていきたくなった。

この建物は思索空間。外を眺めて何を考える?あるいは何も考えない?人となりを知り、ちょっとだけ人と向き合い方への気づきを得た。

1泊2日で、それも泊ったのは金沢ではない(それは次回)のに、結構回ったようにも思うが、割と近くに集まっているので移動はあまりない。それぞれの場所で、自分の好きな時間滞在できてよかった。

これだけ見学できたのは、文化の森お出かけパスのおかげ。1000円で2日間文化施設ほぼ回り放題だったのは助かった。

見学以外は、次回につづく。

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