ドイツは、前編、中編、後編に分けて書いてみるつもり。ダラダラと余韻に浸るのだ。
今回は鉄道移動が中心なので、イギリスから鉄道で。初めてイギリスに行ったときは、ドーバー海峡は船で渡り(トンネルがなかったからね)、船酔いでヘロヘロになったんだった。パリはオリンピックで騒乱状況なのでは?と避けて、ブリュッセル経由でドイツに入ることにした。
ロンドンのセントパンクラス駅がユーロスターの出発駅なのだが出国手続きも必要なため、早めに行く必要がある。(ロンドンでは出国手続きしたのに、ベルギー・ドイツとも入国手続きが不要だったのはなぜだろう?)
ブリュッセルの乗り換え時間は1時間。
こんな壁画を楽しみながら、のんびり待つ。TINTIN(タンタン)。
ここからは、ドイツ鉄道でケルンへ。有名なケルン大聖堂で日曜日の礼拝に参加しようと目論んだ。
駅を出たら、ドドンと聳え立つのがすごい。
日曜日の礼拝は何回もあるが8:30に参列。入口で「礼拝に参列するのか?」と聞かれたので、「そうだ」と答えて約1時間。全くドイツ語は分からないのだが、聖職者の美声(「もちろん」女性もいる)と響き渡るパイプオルガンが気持ちよかった。天井高く音響最高。
参列者は30名ほど。この礼拝堂を維持するのは大変そう。教会運営は世界共通の悩みなのか、と想いを馳せる。(世界遺産ではあるものの見学は無料、塔と宝物館は有料。物販もあり。現在も修復中)
ドイツなので、宗教改革後プロテスタントが主力なのかと思ったのだが、やはり「魅せる」となるとカトリックの教会。ステンドグラスも美しく、彫刻もふんだんに、キラキラ。
日曜日のせいか、電車の座席が中々取れず、のんびりケルンの街を。
ここからはライン川沿いに南下する。
ライン川クルーズをしたかったのだが、ちょうど月曜日はクルーズがコブレンツ発着の周遊しかなかったので、コブレンツに2泊する。
夏休みだし混むのかなと思って、ずいぶん前に船を予約したのだがそんなに混雑していなかった。
そこここに古城が(といっても、かなり綺麗)。そのうち、サファリのシマウマ状態(またか。。。という)になってしまいそうなので、私にとっては2時間くらいの周遊がちょうどよかったかも。
クルーズの後は、ロープウェイでライン川の上をエーレンブライトシュタイン城塞まで。上からライン川とモーゼル川の合流点ドイチェス・エック(ドイツの角の意味)を見る。
手前の線路に電車が走ってたら、最高だったなぁ。
今回の電車。左上から時計回りに、ユーロスター、DB普通列車、DB普通列車(ダブルデッカー)、ICE(特急)。
今回の旅行は、本当にお天気が良くて、バイエルン地方は高温注意報が出ていたほど。と言っても30℃越えで、日本の酷暑とは比べ物にならないが、普通列車には冷房がなかったので温室状態だった。