Museum of Urban and Contemporary Art(MUCA)の展示があると言うので行ってきた。
この美術館を知っていたわけではなく、バンクシーやカウズ(くらいしか知らない)があるなら観たいな~程度のノリで。
こういうジャンルを、アーバンアートと呼ぶらしい。アーバン=都市空間なので、壁や建物、道路、橋などに描くもの。なので、本当はその都市の人々や雰囲気のなかでこそ、活きるものなんだと思う。
そして、都市の中で風化されて行ってしまうことも目的なのだろうから、こんな閉鎖空間の中でまとめて守られてでは、作家さんたちも不本意かも。
でも、私はそれぞれの都市を訪れて観ることは難しいので、こうやって集めてもらえるのは嬉しい。メッセージを読み解くなんて難しいし、なんでこんな作品を創ったのかというのは、その場に行かないと分からないだろうけど(行っても分からない可能性も多いな)、街並みを想像しつつ(写真などあり)勝手に妄想するのも楽しい。
作品の写真は自由に撮ることができたが、写真で見てもねと思うので、撮らず。6月2日まで六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで観られます。
そう、なんと六本木の52階なんだよね、場所が。晴れた日に行けば、東京を見渡すことができる。
一番景色のよさそうな方向は、カフェに入らないと見えないけれど。東京はすごいなぁと改めて。
1か所でいいから、本当に描かれた場所で観たいものだ。ん?今ここにあるということは、本来描かれた場所にはもうないということなのか。