ナマステ再び

ネパール滞在後の日常@主に日本です。

遥かな尾瀬、遠い空

尾瀬へ。
今回も台風の進路と天気予報を睨みつつの決行。

前に行ったのは、40年前。新卒で入社してすぐの夏休み、山の野草が好きな同期に誘われて初めての山登り。夜行バスからの至仏山経由尾瀬ヶ原。借りた靴で靴擦れができて辛くて暑い夏の思い出。

尾瀬のスキー場には何度も行ったけれども。

今回は、尾瀬ヶ原だけで1泊2日。自家用車で尾瀬戸倉まで。シニア向け(?)楽ちんコース。

ルートは、こんな感じ。

「尾瀬入山にあたって」より地図引用

1日目:赤ルート[鳩待峠⇒山の鼻⇒牛首分岐⇒ヨッピ吊橋⇒東電小屋⇒見晴(燧小屋泊)]

2日目:黄ルート[見晴⇒白砂峠⇒沼尻⇒尾瀬沼⇒一ノ瀬(⇒大清水はバス)]

尾瀬って、群馬県だけじゃなく、栃木県、新潟県、福島県にまたがっているんだ~、と初めて知る。

1日目は、ここからスタート。車とバスで1,591mまで上がって、下りから始まるのはうれしい。

水芭蕉や紅葉の季節ではないし、天気予報も微妙だったので、3連休でもそんなに人出はない。

至仏山
燧ケ岳

前に燧ケ岳、後ろに至仏山、広々と広がる空と湿原。晴れてくれてありがとう。

あまりにいい天気だったので、当初の予定より遠回りして、1日目10.8Km。登り36m、下り219m。ほぼ平ら。木道の上を歩くのはそれなりに気を遣うけれども(よそ見をすると落ちそうになる)。

山小屋へ。何年か前に富士登山をした際の雑魚寝状態から山小屋恐怖症となり避けていたのだけれど、コロナのおかげで個室もできて、快適な空間となったらしい。数少ないコロナの恩恵。

何といっても、生ビールが飲める!

壁はベニヤで音は筒抜けだけど、仕切りがあって、寝具は一人一組、清潔なリネン。

上:夕食、下:朝食

食事も品数多く、びっくり!お風呂も、石鹸類NGだけれども入れるのはありがたい。

畳の縁にも水芭蕉と尾瀬

朝食は朝6時前からスタート。6時半出発。(消灯9時を気づかないほど早く寝てるので問題なし)

今回は、8人で。30代から70代まで。時々参加させてもらっている山好きグループ。一人旅もいいけど、山は怖いから複数人がいいな。

2日目は峠を二つ超えるので、若干上り下りあり。10.4km、登り381m、下り396m。

尾瀬沼
最高地点、三平峠1,792m。

初秋の花。

トリカブト、サワギキョウ、ウメバチソウ、ヒツジ草
秋の気配も

天気予報は外れ、傘を差さずに2日間楽しんだ。車に乗ったら、雨が降ってくるってどんだけラッキー?
水芭蕉も見てみたいけど、こちらは多分平日限定だろうから、もう少ししてからのお楽しみ。至仏山ももう一度チャレンジしてみたいな。

お約束のお土産。利き酒セット。

帰ってからも、楽しむ方法を見つけて満足。

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