昨日は63回目の誕生日だった。60歳過ぎると何歳なんだか分からなくなるというのはホントだね。記憶力の低下と忘れたいという願望からかな。
お祝いメッセージをいただき、ありがとうございました。
長生きの家系で、まだまだ先は長そうなので、末永くよろしくお願いします。できること、やりたいこと、楽しいことをやり続けられるといいな。
ということで、ずっと行きたかったファン・ゴッホ展へひとりぶらりと。
東所沢に突如現れる異質な建物。
角川武蔵野ミュージアム。
さすがのKADOKAWA、アニメとラノベの聖地らしく駅から若者が沢山向かう。(きっとゴッホ目当てより多い)
このゴッホ展、ゴッホの原作を展示してあるのではなく、ゴッホの作品をデジタルの技術で360度で見せることによって、ゴッホの見えていた世界を見せようという試み。
邪道と言えば邪道だけど、どうデジタル化?が興味あった。
う~ん、もっと技術を駆使したら面白いものができたんじゃないかな、と言うのが感想。
まあ、360度、あの蒼や黄色に取り囲まれるとクラクラしてくるので、例えば3D化とかVR化とかしたら、気持ち悪くなってしまうかも。
と、ちょっと不満がありつつも、ゴッホは惹かれる。年譜もあって、かなり性格に問題ありそうだし、生前売れた作品は1枚だけだったというし、最後は狂気でピストル自殺。なんで日本人に人気なんだろう?
クラシックの名曲が響く中、「だ~れのせいでもありゃしない、みんなおいらがわるいのさ」が流れてきたときはびっくりした(ウソ、この曲の原曲、ニーナ・シモンのバージョン)。
一日も長く、好奇心が続くように。そして、フットワーク軽く動けるように。知らない世界に出会えるように。63歳の願い。