ネパールから帰国して、取得したキャリアコンサルタント資格(以下、キャリコン)。
きっかけは、海外経験を積んだボランティアの若者たちが帰国後のキャリアに悩んでいるのを知ったことだった。
資格を取っても、全く無関係の仕事から関連の仕事に就くのは難しい。
ハローワークでのジョブカードを使った講習・相談から始まって、大学でのキャリア授業講師、同窓会組織での学生就職相談を経て、現在大学の就職課での相談業務を行っている。
でも、在日している外国人の就職支援ができたら、という思いがあり、現在は所属しているNPOなどで留学生向けに相談に乗ったりしている。
今年度のキャリコン研修として、外国人支援のための研修が設置されていたので、受講しこの度無事修了。こういうニーズが高まっているんだなぁ。
資格制度的なものは以前から調べてはいたし、日本語能力についても知識はあったのだが、日本語が話せても意味が通じているとは限らないというのが、新たな発見。
例えば、
「今日の会議、よろしくね。」
って、どんな意味?それぞれの単語の意味が分かっても…。
日本語は、ハイコンテクスト文化なので、省いて伝えても日本人の間では通じるけれど、外国人には分からないということを念頭に置いて話さないと通じない。
「やさしい日本語」とは、やさしい言葉を使うだけじゃなくて省略せずに細かく説明することも必要なのだ。日本語恐るべし。
まずは、今の大学の相談業務に「留学生歓迎」とプロフィールに追加して経験値を上げていこう。(コロナで留学生が激減していて、いつ戻ってこられるかも問題)
そして、留学生や在日外国人向けのキャリア支援関連の仕事があったら、ぜひ教えてください。