ネパールの地震、また大きな余震があって、予断を許さない状況。
緩んだ斜面や地面、傷んだ家屋に対し、更なる地震のダメージは大きいだろうと心配だ。
緩んだ斜面や地面、傷んだ家屋に対し、更なる地震のダメージは大きいだろうと心配だ。
ネパールという国について、私が行ったことで身近に感じてくれている友人、知人たちも多くいろいろ言葉をかけていただきありがたい。
中には、寄付をしたいのだがどこにと相談されたり、適当なところがわからないからと私に直接送ってくださったりする方も。
私は、特定の団体に属しているわけでもないし、どこがよいという知識も持ち合わせていないので、こんなリスト(http://blog.itxsaigai.org/)などを見てもらってご自身での判断をとお願いするのだが。
私自身では、
- 地震以前からネパール支援を行っていて事情がわかっている
- 動きが敏速である
- きちんと報告を行っている(もちろん、そのような活動費用も寄付から使われるのも認識したうえで)
- 知り合いが参加している
といった要素で判断している。
そんな中の一つシャプラニールで地震緊急救援報告会が開かれるとの情報を得たので、行ってきた。
満席。関心の高さが伺える。
が、私自身は、ネパールにボランティアに行っていなければ、NGOの活動とかそれにかかわる人々とか全く無縁だったと思う。
簡単にいくつかわかったこと、感じたことを。
- このNGOでは、以前からネパールへの支援を行っていて、起こるといわれていた地震に対してもコミュニティ防災という形でサポートしていた
- 今回は、緊急救援という形で報告、今後は復興支援となっていく(が、大きな余震が発生してしまったため、計画変更かも)
- このネパール地震は、震源地からの距離と被害が対応していないのが特徴。そして、被害のあった地域が広い
- そのため、大きな被害があった地域が把握しづらく(山間部の時間のかかるエリアなこともあり)、救援も難しい
- メディアは効果的な内容や画像ばかりを報道するが、そればかりではない
- 復興には長期間かかるので、その間をどのように凌いでいくかを考えなければいけない
もちろん、今回の報告会では地震発生後から昨日までの短期間での救援報告という形だったので限られた地域における報告であるが、生の報告を聴けたのは有意義だったし、メディアで報道されるのは一部という認識を忘れないようにしなければという自戒にもなった。