※日本は職業訓練校は、厚労省管轄、つまり労働に付随しているんだけど、ネパールでは教育に付随している。つまり、就職にはほとんどリンクしてない。これが、一番の問題。
前回の2年間の任務も同じ内容。
本来ならば、2年間の赴任期間中に構築完了して帰る予定だったのだけど、色々なトラブルがあって、実際のシステム開発業者をネパールのIT企業から選ぶだけで終わったのだった。
で、そのときのスケジュールでは、昨年で開発を終え、今年から試験に入る、だから、最終受け入れ試験のサポートとして今回短期で来てくれってことだった。
その配属先の同僚からメールが届く。
「来てくれるのを心から待ってるよ。要件定義の下書きができてるから送る。一緒に検討しよう。」
あ、ぜ、ん。
要件定義の下書きってことは、まだ、何も開発は始まっていないってことよね。
う~む、これほどまでだったとは。
ちょっと、イラっと来たけれど、これはネパールのプロジェクトなのだ。
仕様決定に立ち会えるということは、一番おいしいところじゃん、と気持ちを切り替える。
このスピードで2か月って何ができるんだろう、と不安はあるけど、できることしかできないし。
ま、なるようになるさ。
この下書きが、往きの飛行機の睡眠薬だな。日本企業だったら、読んで意見まとめて赴任が常識だろうけど、ネパールではそんなことは要求されないのが助かる。
現在停電は11時間/日。この時期にしては短いほう(乾季なのに、今年は結構雨が降っているからとのこと)。ただし、ガス不足だとか。
ネパールのガスは、こんな感じ。このボンベが買えないらしい。
でも、今回は都会のホテル滞在の予定なので大丈夫かな?
ホテルといっても、日本で想像するものとはかけ離れているけど、お湯くらい沸かせることを望む。
#シャワーはソーラーなので、ガスはなくともOKなのだ。