ナマステ再び

ネパール滞在後の日常@主に日本です。

送られてきたのは

今回ネパールに行くのは、日本で言ったら文科省の直下の職業訓練校を管轄する組織に配属されて、ネパールに400個余りもある職業訓練校を管理するコンピュータシステムの構築サポートするためだ。
※日本は職業訓練校は、厚労省管轄、つまり労働に付随しているんだけど、ネパールでは教育に付随している。つまり、就職にはほとんどリンクしてない。これが、一番の問題。

前回の2年間の任務も同じ内容。
本来ならば、2年間の赴任期間中に構築完了して帰る予定だったのだけど、色々なトラブルがあって、実際のシステム開発業者をネパールのIT企業から選ぶだけで終わったのだった。

で、そのときのスケジュールでは、昨年で開発を終え、今年から試験に入る、だから、最終受け入れ試験のサポートとして今回短期で来てくれってことだった。

その配属先の同僚からメールが届く。
「来てくれるのを心から待ってるよ。要件定義の下書きができてるから送る。一緒に検討しよう。」

あ、ぜ、ん。
要件定義の下書きってことは、まだ、何も開発は始まっていないってことよね。
う~む、これほどまでだったとは。

ちょっと、イラっと来たけれど、これはネパールのプロジェクトなのだ。
仕様決定に立ち会えるということは、一番おいしいところじゃん、と気持ちを切り替える。

このスピードで2か月って何ができるんだろう、と不安はあるけど、できることしかできないし。
ま、なるようになるさ。

この下書きが、往きの飛行機の睡眠薬だな。日本企業だったら、読んで意見まとめて赴任が常識だろうけど、ネパールではそんなことは要求されないのが助かる。

現在停電は11時間/日。この時期にしては短いほう(乾季なのに、今年は結構雨が降っているからとのこと)。ただし、ガス不足だとか。

ネパールのガスは、こんな感じ。このボンベが買えないらしい。
でも、今回は都会のホテル滞在の予定なので大丈夫かな?
ホテルといっても、日本で想像するものとはかけ離れているけど、お湯くらい沸かせることを望む。
#シャワーはソーラーなので、ガスはなくともOKなのだ。

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