ナマステ再び

ネパール滞在後の日常@主に日本です。

ムスタン(3)-ムスタン、そしてローマンタンってこんなところ

よく調査&勉強しないで実行に移してしまうのは、いつもの事。
今回もムスタンやローマンタンの事をよく知らずに、「なんか、すごいらしい」ってだけで出かけてしまった。
すでに行った人も「すごかった」「いいよ」と言うだけだし、同行したメンバーも「謎ですよね」と。

荒涼とした風景。まるで、地球の初めか、終わりみたい。

こんな道をひたすら行った先に、ローマンタンが見えた。(山のふもとの木が生えているところ)

Wikipediaによると、2008年まで存在していたムスタン王国の首都がローマンタン。チベットの岩塩をインドに運ぶ「塩の道」の中継点として栄えたそうだ。
1991年まで外国人の立ち入りが禁止されており、今も文化保護のため、いろいろ制限がある。

これが、お城。

現在も旧ムスタン王国の王や王子が住んでいることもあるらしい。私たちが行ったときは、不在だったが。

ここで信仰されているチベット仏教の寺院は、ブータンのそれに似た雰囲気を持っているが、ブータンのほうが洗練されている感じ。

ここの民族は、次男はお坊さんになることに決まっているという。朝の礼拝に参列したが、小学校低学年くらいの小坊主、それも次男ばっかり、いろいろやらかしていて、ほほえましかった。

ここから、ジープで、中国国境付近まで。標高4400mくらいある。
監視が厳しいということで、はるかかなたから眺めた。

と、いろいろ書いてきたが、やっぱり「ムスタンってどんなところ?」と聞かれたら「すごいところ」としか答えられないんだろうな。

言葉にはできない「すごいところ」だった。

次へ 投稿

前へ 投稿

返信する

© 2024 ナマステ再び

テーマの著者 Anders Norén